名古屋市天白区の不動産売却・不動産買取は

「どんな契約をするの？」媒介契約について

不動産売却における媒介契約とは、売主様に代わって不動産会社が売却活動を行い、成約時に成功報酬をどのように受け取るかを定めるものです。不動産会社はこの契約なしに販売活動を行うことはできません。そのため、不動産売却を行う際には必須の手続きと言えます。しかし、媒介契約にはいくつかの種類があり、それぞれに生じる義務や制約が異なります。そこでこちらでは、名古屋市天白区の「名正コーポレーション」が媒介契約の種類やそれぞれの概要、選び方について解説します。

媒介契約の種類について

媒介契約には「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」の3種類があります。それぞれの違いを表にまとめているのでご覧ください。

※1.自己発見取引：売主様がご自身で買主様を見つけ、不動産会社の仲介なしに売買契約を結ぶこと
※2.指定流通機構：通称「レインズ」。不動産会社が不動産物件情報交換を行うために利用するコンピューター・ネットワーク・システムのこと

専属専任契約

もっとも制約の多い契約方法とも言える専属専任仲介契約。売却を依頼する不動産会社は1社に絞られる他、売主様が買主様を見つけた場合であっても、不動産会社が仲介に入る必要があります。売却活動の報告は1週間に1回以上、指定流通機構（レインズ）への登録は、媒介契約日から５営業日内と決められています。主に、大手不動産会社が利用する傾向にあります。制約が厳しく売主様のデメリットも多いので、名正コーポレーションで利用することはありません。

専任媒介契約

専属専任契約と同様、依頼する不動産会社は1社に絞られます。一方で、売主様ご自身で買主様を見つけられた場合には、不動産会社の仲介なしで取引を行えるのが大きな違いです。売却活動の報告は２週間に1回以上、指定流通機構（レインズ）への登録は、媒介契約日から７営業日内と決められています。正コーポレーションにご依頼される売主様の約６３％が専任媒介契約を選択頂いています。

一般媒介契約

複数の不動産会社への依頼や、自己発見取引が可能となるのが一般媒介契約です。その分、売却活動の報告義務や指定流通機構（レインズ）への登録義務がありません。ただし、あくまで“義務なし”なだけであり、実施は不動産会社の任意です。当社ではお客様の利益を第一に考え、一般媒介契約であっても定期的な売却活動のご報告、レインズへの物件登録を行っております。なお、名正コーポレーションにご依頼される売主様の約３７％が一般媒介契約を選択頂いています。

前者の場合、報告の窓口となるのは1社の不動産会社のみです。担当者は不動産物件の販売活動にかかわるすべての状況を把握・管理しているため、自社はもちろん他社の反響状況までを含めた報告が行えます。

一方、一般媒介の場合は窓口が複数の不動産会社となり、それぞれが異なる報告を提出してきます。これをまとめ、把握・管理するのは売主様ご自身です。状況・条件等にもよりますが、専属専任・専任媒介に比べると手間が増えてしまう可能性があるでしょう。